バイクメーカーごとの比較を考える前に
バイクを購入するにあたって、気になるのは価格帯ではないかと思います。
誰しもカッコいいものが良い、スピードが出る方が嬉しいなど、根源的な希望はあるはずです。
しかし、先立つものがなければバイクを購入することはできません。
それぞれのライダーが求める条件に合致しながらも、予算面で適したものを買うことが重要ではないでしょうか。
国産と海外というだけでも価格帯が異なるため、どのようなメーカーが適しているか疑問に思うかもしれません。
まず、400ccで良い状態のバイクを購入しようと思ったら、最低でも50万円は必要だろうと考えられます。
平均的な相場としては80万円前後になると思われます。
限られた金額感の中でどのメーカーがオススメかということをご紹介しましょう。
メーカーごとの金額感はあまり変わらない
バイク乗りの間では国産メーカーであれば、正直なところそこまで金額的に変わらないといった意見も見受けられます。
ホンダ、カワサキ、ヤマハ、スズキなど、どのメーカーであっても400ccであれば70~80万円といったところです。
そこで、各社の特性を考えると、ライダーにとってのコストパフォーマンスが分かると思います。
ホンダは誰でも手軽にハイパフォーマンスを引き出せると言われています。
スズキはスピード重視で、ピュアスポーツを追求しているというのが一般的な見解です。
カワサキは走り屋向けであり、オールドファンも少なくないでしょう。
ヤマハは速さとともに見た目の美しさを追求しており、ルックス重視なバイクとしてファンになっている方も少なくありません。
また、各社における社内での売上規模を比較してみると、バイクへの注力具合が分かると思います。
順位としてはヤマハ、カワサキ、スズキ、ホンダになります。
やはり、自動車メーカーはバイクへの依存度が低いということでしょうか。
言い換えればヤマハやカワサキといったメーカーはバイク産業が生命線。
本人にとってのコストパフォーマンスを重視しよう
メーカーによって予算が極端に異ならないと考えると、ライダーの趣味によってコストパフォーマンスは大きく分かれるところかと思います。
当サイトでは、誰でも乗りやすいという点を考慮して、ホンダが一番安いという結論を出します。
チューンナップをし始めればキリがありませんが、ライトユーザーでも単車を転がしやすいと考えられるからです。
一方、高価な買い物というとカワサキになるのではないかと思います。
どのメーカーのファンでも変わらないと思いますが、やはりカワサキは走り屋の憧れというオールドファンも少なくないでしょう。
メンテナンスや改造にこだわりたいという人は、周辺パーツも含めて高額になるかもしれません。
ただし、それだけ愛着を持って乗り続ければ、他のバイクに浮気ができなくなるでしょう。
そういう意味では一台買えば長い間乗り続けられるバイクになるかもしれないのです。