二輪の運転免許を取る必要性
「ハーレーダビットソンが憧れのバイクだ」という方は多いかもしれません。
若い時には手が出ず、バイク免許も持っていないという中高年の方には、コレクター的にこの大型バイクを購入したいというファンも多いでしょう。
どんなに高額な金銭を支払って、欲しいバイクを購入したとしても、その車両を運転するための免許証を所持していなかったり、有効期間が切れていたりすれば、乗車して走らせることはできません。
運転免許証を取得することができるまで、購入したオートバイを保管したり、コレクションとして眺めて楽しんだりするより他に方法が無いでしょう。
また、免許証の提示を求められるため、バイクを購入することができないリスクもあります。
バイクを置いてあるだけでもコレクター欲求を満たせるかもしれません。
しかし、せっかく購入したのだから、運転したいものではないでしょうか。
バイクに乗りたいなら、まずは免許を取得するための方法や教習、試験の内容などを知ることから始まります。
ここでは、現実的にどのくらいの費用が必要なのかご紹介します。
二輪免許に関するさまざまな種類の情報
ひと言で二輪免許と言っても、運転する車両の排気量や、ライセンスを取得することのできる年齢、二人乗り、高速道路使用の可否などには、複数のバリエーションが存在することを覚えておきましょう。
二輪の運転免許は7種類。
分類すると原付、普通二輪小型限定、普通二輪、大型二輪、AT小型限定普通二輪、AT限定普通二輪、AT限定大型二輪になります。
原付免許は自動車学校での勉強ないしは教習所で取得することになります。
その他の二輪免許は、試験場で受験して一発合格を目指すか、教習所に入って技術や知識を学ぶかを選択しましょう。
試験を受けて一発でパスすることができれば、教習を受けたり、教習所へ通ったりするための時間やコストを節約することができます。
ただし、未経験者や初心者の場合、専門性の高い技術、知識が不足している場合が少なくありません。
一発合格を目指すのは難しいでしょう。
また、使用するバイクのクラスによって、必要とされる技術、知識の難易度も変わってきますから、教習所へ通った方が確実です。
大型バイク免許の費用
さて、憧れのハーレーダビットソンに乗るためには、大型バイクの免許が必要です
MT二輪免許を取得する時の教習所の料金についてご紹介します。
バイクに関する免許を何も持っていない場合、必要な費用は30万円前後に上ります。
入学金や技能教習、教本教材、適性検査といった費用が含まれます。
また、検定料はいわゆるバイクの免許を持っていない場合、やや割高になります。
一方、一番金額的に安く上がるのはMT普通二輪免許を取得している場合です。
技能教習を12時間受ければ検定を受けて免許証が発行されます。
おおよそ10万円で受けられることから、既にバイクの免許を持っている人は結果として安く乗ることができるでしょう。