知人とライディングの歓びを分かち合うための方法
愛用するバイクに乗る楽しみを、自分ひとりで感じるだけではなく、友人や恋人、職場の同僚、家族、コミュニティーサークルの仲間、学校のクラスメイトなどと分かち合いたいと考えている方も少なくないでしょう。
仲間と一緒であれば、知人のライダーと一緒に、ツーリングをするのも良いと思います。
ただし、必ずしもツーリングが楽しめるわけではありません。
知り合いがオートバイや二輪の運転免許証を所有していなかったり、免許の取得可能年齢に達していなかったりするなど、それらの希望条件が満たされないケースも少なからず存在するのではないかと思われます。
二人乗りの楽しみ
バイクの後ろに知人を乗せて、二人乗りする方法もあります。
二人乗りをすることのできる二輪の運転免許証は、種類が限られています。
また、乗せる人の年齢は特に制限されていないようですから、法律的にタンデム乗車が認められているライダーであれば、子どもと二人乗りをすることも可能になるでしょう。
子どもを乗せる場合には、後ろだと目が届きづらくて不安なので、前部に乗車させたいと考える人がおられるかも知れません。
自転車の場合には、後部座席の他に、前部に子ども用の座席を取り付けて、小さいお子さんを乗せて走っているお母さんなども少なからず見受けられます。
ただ、バイクではどのような取り決めがあるのか、疑問や不安に思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
オートバイでは、シートやステップといった乗車装置が備え付けられていない位置に子どもを乗せるのは違反になります。
二人乗りにはチャイルドシート
子どもと二人乗りで旅行したいという方も多いと思います。
バイクに乗る時、チャイルドシートを設置することが義務付けられています。
日本国内から多くの種類が登場しており、カラーバリエーションも多彩です。
他にも海外のメーカーによって提供されているチャイルドシートも存在しています。
チャイルドシートは生産国の道路交通法に準拠しています。
事前の確認は必要ですが、日本国内でもほとんどのオートバイ、及びスクーターに取り付けることができます。
人間工学の観点から安全性と乗り心地に対する配慮がなされているという点は、世界各国共通しているということでしょう。
小さなスクーターでも二人乗りできる
二人乗りというと、アメリカンタイプのバイクをイメージするかもしれません。
実は、小型のスクーターであっても一緒に乗ることができます。
125ccスクーターは速度制限がなく、二人乗りができるというちょうど良いバイクとして人気。
高速道路の走行は許可されていませんが、手軽に二人乗りできることが魅力です。
また、ファミリーバイク特約に加入できることも経済的。
リーズナブルに楽しめるというメリットがあります。
ご自身がお持ちのバイクや購入しようと思っているものに応じて選ぶのが良いでしょう。