ガソリンはなくなっていませんか?
当たり前のことですが、車もバイクも原動力となるガソリンが入っていなかったら動くことはありませんので、まずガソリンの残量をチェックしましょう。
残量の確認方法ですが、メーターがありますので、まずはそれを確認することが大切です。
もしメーターがない場合はタンクキャップを開け、タンクを軽く振り、音と手の感覚で確認します。
もし残量が少ないようなら燃料コックを「RES」に切り替え、そのままガソリンスタンドへ直行です。
何事もギリギリで、いつも慌てる性格の人は特に注意が必要です。
動かなくなってから慌てることのないように早め早めの給油を心がけましょう。
サイドスタンド・キルスイッチはチェックしましたか?
サイドスタンドが出ていると道路を傷つけてしまう恐れや、最悪転倒の可能性があります。
そのため、サイドスタンドを出しっぱなしにしているとエンジンがかからない、そんなバイクが意外とたくさんあります。
また、右ハンドルについているキルスイッチが×がついている方に入っていてもエンジンがかかりません。
エンジンがかからない!と焦る前にサイドスタンドの出しっぱなし、キルスイッチは確認が必要です。
自分では触ったつもりがなくても、キルスイッチはちょっと当たっただけで切り替わってしまうので要注意です。
バッテリーが原因かも
長期間使わずに放置していると車でもバイクでも動かないものです。
もし久しぶりにエンジンをかけてみたけどかからないという場合は、弱ったバッテリーが原因かもしれません。
ランプ類が点くかどうか、セルモーターの音が弱くなっていないか、テスターで電圧が下がっていないか確認するなど方法があるので、一度調べてみるといいでしょう。
もしバッテリーの弱りが原因だとわかったら充電するという手もありますが、今後の安全を考えて早めに交換したほうが良いですよ。
故障したらどこに行けばいい?
購入した店に持ち込めるのならそれが1番ですが、動かせないほどの故障なら購入店や加入している保険、またはJAFなどのロードサービスに電話をして取りに来てもらうのが良いでしょう。
近くに購入店ではないバイクショップがあっても、受け入れてもらえないばあいもあります。
自分が整備したものではないバイクはいじりたくないなど、職人気質の店主がいる店では受け付けてもらえないこともあるのです。
故障したときのために、あちこちのバイク店に依頼することなく、購入店と長くお付き合いしていくことが無難でしょう。
ツーリングなどで出かけるときには、安全運転はもちろんですが、安全の為にもバイクの整備は欠かせません。
しっかりと整備して楽しいツーリングにしてくださいね。