細かい部分にこそ、気を配ろう
バイクのメンテナンス、特に電気系というとヘッドライト、ウインカーなどのメンテナンスを行うのが普通です。
でも本当にバイクのことを大切に、丁寧に管理していこうと考えている人は、照明用バルブまで気を配っています。
メーターを確認してみて、少しくらいと感じるときには、バッテリーに不安があるかもしれません。
電圧などを確認することも必要です。
夜間走行しバッテリー系統に負荷をかけて電圧を計ってみるとはっきりわかります。
充電系統が弱っていれば負荷をかけてみてもメーターがみにくい場合、照明用バルブの清掃を考えます。
夜間走行していて、メーターがみにくいというのは運転に支障をきたします。
特に初心者の方は運転に余裕がないので、メーターの汚れは不安です。
バイクは中古をのることがかなり多く、現在販売されていないバイクも人気車が多いので、メンテナンスはしっかり行うことが必要です。
駆動系などのメンテナンス、またカスタムはしっかり行うのに電気系統、特に照明用バルブなどのメンテナンスを行う方は少ないので、定期的にチェックしておくといいでしょう。
初心者の方でメンテナンス方法がよくわからないという場合、お店の方に行ってもらうと安心です。
バッテリーのチェック
バッテリーをチェックしてみて、フル充電となっているようなら通常エンジンをかけていなくても12.5V程度計測できます。
毎日乗っているバイクは電圧が低下することも少ないのですが、あまり乗らないバイクは、自然と放電してしまうので電圧が低くなっていることも少なくありません。
エンジンを始動し回転数を上げていき、4000rpmあたりまで回転させたら電圧をまた計ってみます。
この時14V程度に上がってくれば正常の状態としていいでしょう。
照明用バルブの清掃
ウインカー、テールライトをクリーニングする際、確認しておきたいのがメーター照明バルブです。
80年代にバイクで透過光照明(対象物の背後から光を当てる方法、バックライト)を使用したメーターが設置されている場合、バルブが明るい方がより見やすくなるという特性があります。
バイクによって違いがありますが、バルブホルダーに差し込まれていることが多いので、そこをチェックします。
バルブホルダーから引き抜いてパーツクリーナーなどで洗浄します。
かなり汚れていることもあるので、丁寧に清掃してください。
メーターの明るさは、バルブなどを清掃すると格段に明るく見やすくなります。
パーツクリーナーがない場合、アルコールでもクリーニングできます。
硝子部分を丁寧に清掃すると光が当たっても、汚れている部分がなくなるので一目で数字を確認できるようになります。