バイク購入に必要な税金
バイクの購入時には、バイクの代金以外にも税金などの費用がかかることをご存じでしょうか。
バイクの代金のほかに、税金を支払う必要がありますし、バイク所有者に加入が義務付けられている自賠責保険などの保険料、バイクショップに支払う登録手数料または名義変更手数料、納車費用など、さまざまなお金が必要になります。
このほかにも、万一の事故に備えて任意保険に加入する費用や、ヘルメットなどのバイク用品の費用も必要です。
バイクの購入ではバイクの代金ばかりに目がいきがちですが、これらの費用がいくら掛かるのかも確認しておくことが大切です。
そうでないと資金不足で、バイクの購入を諦めなければならないケースもあるからです。
では、バイク代金以外に必ず必要となる税金や自賠責保険の費用はいくら必要なのでしょうか。
まずバイク購入時に支払わなければならない税金に、国税の自動車重量税があります。
自動車重量税は、原付バイクの場合は支払う必要はありません。
しかし126cc以上のバイクは税金を支払わなければいけません。
支払う金額は排気量によって異なります。126cc以上 250cc以下は4,900円。
購入時に1回支払えば、それ以降は支払う必要はありません。
しかし251cc以上のバイクは、毎年税金を支払う必要があります。
購入時から13年未満は年に1,900円。13年以上18年未満は年に2,200円。購入後18年以上は2,500円を支払います。
さらに、地方税として軽自動車税も支払わなければいけません。
軽自動車税は90cc以下の原付バイクが年に2,000円。
91cc以上125cc以下の原付バイクが年に2,400円。
126cc以上250cc以下の軽二輪バイクが年に3,600円。
251cc以上のバイクは年に6,000円をとなっています。
税金だけでも結構な費用がかかります。
税金を滞納すると遅延金がかかるので、支払期日までに忘れずに納付しましょう。
自賠責保険の費用も必要
バイク所有者に加入が義務付けられている、自賠責保険の費用についても確認しておきましょう。
自賠責保険では、バイクでのケガで120万円まで、死亡事故で3,000万円まで、後遺障害では障害等級によって75万~4,000万円まで保障してくれます。
支払金額は1年間の支払いで、原付バイクが7,500円、125cc超~250cc以下のバイクが8,650円、251cc以上のバイクが8,290円となっています。
自賠責保険はインターネットから簡単に申し込むことができるほか、コンビニや郵便局でも取り扱っており、簡単に加入できます。忘れないためにも、早めに手続を行いましょう。