自分にあったバイクを選ぼう

今回は、女性のバイクの選び方について紹介をしたいと思います。
バイクと一口に言っても、そこには様々な種類のバイクがあり、様々な大きさのバイクがあります。
バイク選びは、自動車選びよりも、むしろ自転車選びに似ています。

自動車の場合、体の小さな人も体の大きな人も、比較的同じような車に乗って運転をしています。
しかし、バイクの場合は自転車と同じように、自分に合ったバイク、合わないバイクというのがあります。

そこで今回は、女性にあうバイクの車体について紹介したいと思います。

必ず足が届くバイクを選ぼう

まず、初心者の女性であれば、足が地面につくバイクをおススメします。
これは自転車選びとも似ていますね。

自転車の場合も、足のつま先が地面に付くような高さのサドルに調節しなければなりません。

重いバイクは避けよう

そして、なるべく軽量なバイクを選びましょう。
それはなぜかというと、例えばバイクに乗っていて、信号待ちをするとします。

停止線で止まったとき、バランスを崩すことがあります。
このとき、足が地面につけば、そのままとまることができます。

一方、足が地面につかないと、転げてってしまいます。
仮に足がついたとしても、バイクの車体が重いものですと、片足立ちの場合にはその片足にバイクの重さがかかり、重さで転ばされてしまいます。
重いバイクは、一回横になると持ち上げるのも結構大変です。
華奢な女性ですとなおのことです。

そして、もし転んだ拍子に足をバイクで挟まれたとして、重いバイクですと足を潰しかねません。
立ちゴケ（止まっていながら転んでしまうと）は、かっこ悪いのはもちろんのこと、危ないです。
バイク選びの際には、バイクにまたがって足がつくようなシートの高さのバイク、そしてネイキッドやオフロード、トラッカーのような車体が軽いバイクを選んでみましょう。

とはいえ、中には「私はどうしてもアメリカンに乗りたい」という女性もいることでしょう。
「アメリカンに乗りたいけど、足が地面につかないからなかなか購入に踏み切れない」という人もいることでしょう。
すでに運命の一台にめぐり合えているにもかかわらず、なかなか結ばれないというのは、とてももどかしいものです。

多くのバイクの場合、女性には大きすぎるので、女性ライダーの場合、こういったもどかしい思いをしている人が多いものです。

どうしても乗りたいバイクがあるときは

そのために、車体に改造を施すという手もあります。
もちろん違法な改造ではなく、合法な改造です、まずは、シートのウレタンを削ることです。
シートのカバーを外してウレタンを少しでも削っておきましょう、次に、リアのサスペンションを軟らかくすることです。

サスペンションが硬いと、乗り心地はいいのですが、どうしても腰高のバイクになります。
軟らかくサスペンションを調節すれば、沈み込みも大きくなり、女性でも乗りやすくなります。
これだけでも5センチから7センチくらいはシートポジションを下げることができます。
自分で行うのが難しい場合には、バイクショップのスタッフに聞いてみましょう。