バイク保険(任意保険)と原付保険の加入率

任意保険は入るべきかどうか

バイクを購入すると自賠責保険に加入することが義務付けられています。
保険に加入しているということで安心してしまいがちですが自賠責保険は限度額が決まっていますし自分は補償が受けられません。
そこで任意保険に加入することが勧められています。

とはいえ任意保険に加入するには保険料がかかりますから悩むものです。
バイクに乗っている人はどのくらいの割合で任意保険に加入しているのでしょうか。
また加入している内容はどのようなものになっているのでしょう。

バイク保険の加入割合

バイクの任意保険は約45%といわれています。
実は半数以上のバイクがバイク保険に加入していないのです。
自動車保険の任意保険加入率は90%を超えていると言われておりバイク保険の加入率はかなり少なくなっています。

バイク保険に加入していない理由としては自賠責保険に加入しているということとバイクだからあまり大きな事故にならないという思いがあります。
特に原付バイクのような小型のバイクであれば事故の規模も小さいですし相手に及ぼす被害も少ないと考えられるため加入率が低いです。
ただ安心してバイクに乗るためにも万が一事故に遭った場合にも事故を起こした場合にもベストな補償を受けられるようにするためにはバイク保険に加入しておく方が安心できます。

バイク保険で加入している補償内容

バイク保険加入者の90%が加入している保険が対人賠償補償です。
これは万が一相手にけがをさせたり死亡させたりした場合に自賠責保険だけでは補うことのできない賠償金を補償するために加入するもので任意保険の基本ともいえます。
多くの保険会社では対人賠償補償への加入が必須となっていてバイク保険に加入するにあたっては加入するのが当然ともいえる補償です。

ほとんどの人は設定を保険金無制限にしています。
こうすることでどのような補償が必要となっても任意保険によって相手に対して補償をすることができ安心です。

対物補償もバイク保険の基本といえるものですが99%もの人が加入しています。
これはガードレールや建物などに衝突してしまい賠償が発生した場合に必要となるものです。
自賠責保険では対物補償がないために任意保険に加入する時には加入が必須とされている補償でもあります。

人身補償倍賠償はバイク保険の中でも加入率が低く25%ほどです。
これは自分や搭乗者がケガや死亡した場合に必要となる補償ですが保険料が高いために避けられる傾向があります。

それに対して搭乗者傷害補償は加入率が65%と高いです。
人身補償賠償ととても似ていますが人身補償よりも安く加入できるようになっています。
これは自賠責保険では保証されない部分だけ補償を受けられる点が違いです。