ツーリングバッグの種類と選び方

バイクの用途はさまざまで、通勤や通学はもちろんのこと、日常の買い出しに使ったり、ツーリングのためにバイクに乗ったりするライダーも多いことでしょう。
バイクは四輪車と違って駐車がしやすく、小回りが効くというメリットがある反面、荷物を収納するスペースというものがありません。
ですから、買い出しに出かけるのにバイクを利用するという人は、ツーリングバッグを付け足すことをおすすめします。
ツーリングバッグが搭載されていれば、ちょっとした食料を積み込むこともできますし、長期のツーリングに出かけるようなときにも雨具などの必要な装備を無理なく搭載することができて大変便利です。

ツーリングバッグにはいくつかの種類がありますので、使い勝手や目的予算に応じて選ぶのがおすすめです。
主な種類としては、「テールバッグ」「サイドバッグ」「タンクバッグ」「デイパック」「ウエストバッグ」「ヒップバッグ」などがあります。
シートに取り付けるタイプのテールバッグには、ロングツーリングで必要とする装備を全て格納できるような大きなものもありますので、ツーリングをメインにバイクに乗るライダーにはぴったりです。
テールバッグはタンデムシートに装着するため、走行が安定するというメリットがある一方、タンデムはできなくなります。

アメリカンタイプのバイクでよく見かけられるサイドバッグは、振り分けタイプになっており、テールバッグと併用して使えば大容量の積荷を搭載することができます。
バイクにはバッグの他に、パニアケースやリアボックスなどといったハードケースを取り付ける方法もあります。
耐水性に優れているのがハードケースのメリットですが、価格がやや高めなのが難点です。

ツーリングバッグおすすめのメーカー

ツーリングバッグのメーカーの中でも特に人気が高いのは、「ラフ＆ロード」「デグナー」「タナックス」「ウィリー＆マックス」などです。
バイク乗りのバイク乗りによる、バイク乗りのための製品を作っているラフ＆ロードのツーリングバッグは耐久性に優れており、細部にまで細かい心配りがされているのが特徴です。
シートバッグの他にタンクバッグなども豊富なアイテムが取り揃えられており、お値段の方もコスパが良い点が高く評価されています。

クオリティの高い革製品が好きな人には、京都市山科区のデグナーもおすすめです。
憧れのレザーサドルバッグなどもリーズナブルなお値段で手に入りますので、スタイルを重視するライダーは一度デグナーのホームページを覗いてみるといいでしょう。
「オートバイライフを楽しむ人たちへ」をコンセプトとしたタナックスのMOTO FIZZシリーズも、ライダーの熱い支持を受けています。