バイク保険の保険料はゴールド免許で安くなる
バイク保険は、加入期間中に事故を起こさなければ保険料がどんどん安くなっていきます。
ノンフリート等級によって保険料が設定される仕組みになっているからですが、ゴールド免許を取得することでも割引が適用されます。
ゴールド免許とは、基準日から5年間の間無事故・無違反を続けると認められるものです。
運転免許書を取得するした際にはグリーン免許に分類されており、そこから5年間無事故・無違反を続けているとゴールド免許を取得することができるのです。
バイク保険のノンフリート等級では5年間無事故なら等級が5つアップするわけですが、さらにゴールド免許を取得することで保険料を安くすることができるわけです。
ただし注意したいのは、割引が適用されるのは「被保険者がゴールド免許である」場合であり、そのバイクを使用する他の運転者がゴールド免許であっても被保険者がゴールド免許でなければ適用されません。
逆に、他にバイクを運転する人がブルー免許であっても被験者がゴールド免許であれば適用されます。
ノンフリート等級による割引と違って、ゴールド免許の割引に関しては各保険会社や加入しているプランによって違いが見られます。
例えば同じ保険会社であっても、年齢や保証範囲などによって割引率が変わってくるのです。
全体的な傾向として、5~15パーセントくらいの割引が相場と言えるでしょう。
そうなると、バイク保険を選ぶ際にはゴールド免許を取得した際にどれだけ割引されるのかも重要な判断基準になってきます。
あまりバイクに乗る機会がない方、あるいは事故を起こさない自信がある方は、あらかじめこの点も意識して比較検討しておくとよいかもしれません。
なお、ゴールド免許を取得したからといってすぐに割引が適用されるわけではありません。
例えば新たにバイク保険に加入して、3ヶ月後にゴールド免許になったからといってすぐに割引されるわけではないのです。
割引の適用は、次に保険会社の契約を更新するときが基本です。
ですから、ゴールド免許を取得してから実際に割引が適用されるまでには基本的には少々時間がかかります。
ただし、逆に事故を起こしてゴールド免許からブルー免許に「格下げ」になってしまった場合でも、割引が適用されなくなるのは次の更新からとなります。
告知は正しく行うようにしましょう
このゴールド免許の割引は、告知(申告)によって適用を受けることができます。
そうなると、割引目当てにブルー免許なのにゴールドと申告する可能性も出てきます。
あるいは、次の更新のちょっと後にゴールド免許になる場合、更新の際にゴールド免許と申告したくなるケースも出てくるでしょう。
しかし、告知は必ず正しく行うようにしましょう。
もし虚偽の申告が発覚した場合には、事故を起こした時に保険金を受け取れなくなってしまう恐れがあるからです。