任意保険のバイク車両入替の期限について
バイクの任意保険は、自賠責保険では対応しきれない補償についてカバーしてくれるものです。
バイクの事故は大きなものになりがちですので、万が一のために備える目的で任意保険に加入するのは大事です。
任意保険は対象となるバイクを指定しますので、バイクを買い換える際には手続きをしないといけません。
任意保険の場合はバイクを買い換えた時に、車両入替の手続きをすることで同じ保険を継続できる制度があります。
その手続きは、基本的に新しいバイクが納車される前に行うのがベストです。
それによって、新しいバイクが届いて乗り始めた瞬間から、そのバイクに保険が適用されるからです。
しかし、納車日を過ぎてからも車両入替の手続きをすることは可能で、その期限については保険会社によって違いがありますが、だいたい29日くらいを目途として区切っています。
それ以降になると、車両入替自体はできるものの手続きが複雑になることが多いです。
また、どのバイクについても車両入替ができるというわけではなく、いくつかの条件があります。
たとえば、古いバイクと新しいバイクのオーナーが一致していることです。
とはいえ、新しいバイクの所有者が違うとしても、以前の記名被保険者であったりその配偶者や同居の親族であったりする場合は、手続きを進められることが多いです。
このあたりは保険会社による対応の違いがありますので、事前に確認しておくと安心です。
さらに、基本的には同じ車種のバイクでないと車両入替はできないことになっています。
たとえば、二輪自動車の区分から原付バイクに変えるという変更はできないのです。
保険料額が大きく変わってしまうからで、その場合は一度解約して新しい補償内容で保険に入り直す必要があります。
任意保険の車両入替手続きの方法
上記のような条件をクリアして車両入替ができるということであれば、加入している保険会社で手続きを行います。
インターネットサービスに対応している保険会社であれば、オンラインで簡単に手続きすることができます。
その際に必要なものとしては、新たに購入するバイクの車検証など、車台番号といった情報を確認できる書類があります。
また、クレジットカードや銀行口座番号も用意しておきましょう。
これらは、保険料が変わってしまう場合に必要となります。
バイクの車両入替をする場合、すでに入っている保険の内容を確かめて新しいバイクの登録をするだけです。
もし車両保険に入っている場合には保険料が変わる可能性が高いので、追加保険料の支払い、もしくは返還保険料の受け取り先を指定します。
新しい補償内容に問題がなければ、すぐに切り替えがなされます。
保険が適用されるのは新しいバイクに乗った時からで、その瞬間から古いバイクには適用されなくなります。