バイクの需要を考えて買う
バイクには希望小売価格が設定されていますが、店舗によって価格に違いがあり、割引額に数万円の差があるなんてことは多いのです。
一般的にバイクの需要が少ない地域は価格が高くなっていて、冬は雪が降って乗れなくなる地域などです。
こうした地域は、希望小売価格そのものが高く設定されていることもあります。
この場合、価格が安い地域から陸送で届けてもらったほうがお得になることが多いです。
バイクの需要のある地域ほど値引き額も大きくなっているもので、よく売れるので安くしても利益が出るからです。
そのため、陸送費に5万円を費やしても、取り寄せたほうが10万円も安くなるなんてこともあります。
ただ、この方法ですと車両を見て判断できないのがネックになるため、事前に目当ての車両を最寄りのショップで確認しておくといいでしょう。
高価な買い物ですから、カタログを見るだけで購入を決めてはいけません。
値引き額については、クルマと比べると少なくなるのが現状です。
クルマの値引きと同じ感覚で交渉しにくいですが、大型車両ほど値引きの余地はありますので、他店と比較して交渉するのもいいでしょう。
ネット通販で購入すれば安くなるような場合でも、送料がかかってしまいます。
となれば、送料のかからない地元ショップで車体価格を安くしてもらったほうがお得でしょう。
アフターにも注目して買おう
ただ、バイクの買い方は安さだけにこだわるのではなく、アフターにも着目するべきでしょう。
小規模なショップが多いためか、クルマのディーラーほどはサービスが行き届いていません。
サービスや実績を考慮するならば大手を選ぶべきで、雑誌で購入する場合は車体価格のほか、消費税、送料などがかかりますから、あくまでコミコミ価格で調べなければいけません。
車体価格(税込)が安くても、遠隔地のため送料が高くなってしまうこともあります。
これについては雑誌だけを見ていても分かりませんから、直に電話をかけてコミコミ価格を聞いてみる必要があります。
クレジットを利用する場合は、金利もチェックする必要があるのです。
大型マシンになれば100万円を超える車両も多いですから、利息はかなり大きなものとなり、実質年率10%と15%ではまるで違います。
クレジットを利用する場合は、利息も含めた総支払額でコミコミ価格を算出する必要があります。
近年では、ネットオークションでバイクを購入する方もいますね。
実店舗や通販購入よりもトラブルが起こりやすいというデメリットはありますが、中古車を安く購入するには役立ちそうです。
店舗では20万円以上の価値がある車両が、5万円で購入できたという話も聞かれます。
ネットオークションでは、新車も店舗価格よりも安くなっております。
ただ、個人で保管していることを考慮すれば、店舗のようにキレイな状態で納品されるとは限りません。
画像だけでは判断が難しいだけにリスクはあります。
メンテナンスやアフターも依頼することを考えると、やはり専門店で購入したほうが安心です。