バイクは種類がたくさんあります!
初めてバイクを買う人も、バイク乗りのベテランがバイク選びする時も、そのワクワクする時間はバイク乗りにとって、かけがえのない時間です。
自分のガレージに購入したバイクが運ばれてきて収まる情景を思い描いたり、知らない場所にツーリングに行って、ふと停まったときの風景を思い描いたり、想像がどんどん膨らみます。
バイクを選ぶにあたってまず考えるのは、自分はどういうコンセプトのバイクに乗ろうと考えているかです。
一言に「バイク」と言えど、種類も車種も豊富です。
自分が持っている二輪免許の条件で、乗れるバイクと乗れないバイクが当然あります。
50cc以下の原付バイク
普通自動車免許か、原付免許で乗れるバイクは排気量が50ccまで。
このクラスの王者的存在は世界のホンダスーパーカブ。
ビジネスバイクなので、面白みには欠けますが、耐久性と燃費は世界屈指。
スーパーカブをカスタムして乗るのも面白いと思います。
このクラスでほかにバイクを選ぶとなると、国産バイクメーカー各社から発売されているスクーターです。街乗り、ちょい乗りにとても便利。
スクーターは、国産メーカーであればどのメーカーのものを買ってもハズレはありません。
ホンダ、ヤマハ、スズキの各社が発売していますが、カワサキは小排気量のスクーターは生産していません。
気に入ったスタイルのスクーターを選ぶとよいでしょう。
二輪免許の条件が中型以上になると、選べるバイクのジャンルが大きく広がります。
二輪免許の中型以上
まずはレーサーレプリカ(スーパースポーツ)
ハンドル位置が低いので、かなり前傾姿勢になります。
ステップはもやや後ろにあり、体重移動しやすく、コーナーリングで実力を発揮します。
レースで使われるバイクを市販用に合わせたといってもよいでしょう。
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、各メーカー気合の入っているジャンルです。
■ネイキッド
カウルのない、全てむき出しのバイク。
以前ほど主流ではなくなってきている車種ですが、
ワインディング性やスピード性、どちらもバイクとしては十分な性能を持っています。
特徴でもあり、欠点でもあるのが、カウルがないこと。
走行風を強く浴びることになります。
カウルがあるのとないのでは疲労感や快適性が違ってきます。
国産バイクメーカー4社の主な特徴、個性はこんな感じです。
■ホンダ
高品質、素直で乗りやすい。
良くも悪くも個性がない。
故障が少ない。
パーツの供給は一番信頼できる。
■ヤマハ
デザインに芸術性がある。
世論を掴むのがうまいというか、ブームを作るバイクを発売することが多い。
トヨタの影響が強く、品質は高い。
■スズキ
このメーカーは少々時代錯誤なデザインをいきなり出してくることがあります。
エンジンはホンダと比べると作りが雑。
■カワサキ
とにかく個性的。
もしかして、商売ベースではなく誰かが趣味でバイクを作っているのかなと、思うほどです。
このメーカーの基本的なスタンスとして、市場に受け入れられる、
売れるバイクは作らないというのがあると思われます。
決して時代の流れや流行には乗りません。
オフィシャルカラーのライムグリーンも、女性受けが最悪です。
その個性ゆえ、熱狂的なカワサキファンがいます。
古いバイクのパーツ供給は、国産4社では一番弱いです。