バイク購入は中古販売店かバイクメーカーか

欲しいバイクを手に入れるために

バイク購入は中古販売店かバイクメーカーがいいかは、欲しいバイクの種類や型式と予算によるところも大きくなります。

当然ながら最新モデルのピカピカな新車が欲しければバイクメーカーです。
一方で、既に生産されていないレアなモデルを手に入れたいなら、中古販売店で、かつそのバイクが流通するのを待つ必要があるでしょう。

そして、予算による制約もあります。
気を付けたいのはバイクの購入予算は、車両価格だけではないことです。
購入にあたっては登録費用や整備手数料、納車費用、バイクの重量税、自賠責保険の保険料など様々なコストがかかってきます。
排気量126~250ccのバイクなら重量税は基本的に新車登録時のみですが、251cc以上の場合は車検ごとに重量税がかかります。

一方、125cc以下のバイクには重量税はかかりません。
このようにどのような車種を選ぶかでも、新車、中古車で諸費用が異なります。

さらにバイク購入後にはガソリン代や車検費用、メンテナンス費用等もかかりますから、ランニング費用も含めたトータルコストで、考えなければなりません。

トータルコストで判断する

一般的に車両価格は中古車のほうが安くなりますが、トータルコストで見てお得かどうかも検討しましょう。

たとえば、新車登録3年以内の場合、バイクによっても異なりますがバイクメーカーの保証書があれば、バイクメーカーが基本的に無償で修理をしてくれます。

しかし、保証期間を過ぎたバイクを購入した場合には、トラブルや故障が発生した場合、自己負担で修理をしなければなりません。
修理費用をご自身で負担しなければならないのです。

そのため、メーカーの保証が切れたバイクは、中古バイクの中でも割安の価格で販売されています。
車両価格としては安くなりますが、いざトラブルが起こった際に支払う修理費用を考えると割高になるケースもあるかもしれません。
最近では中古バイクにも中古販売店独自の無償保証を1年から2年程度つけてくれることがあります。

修理費用というコストを払うのが不安であれば、新車かメーカー保証期間内の中古バイク、または、オリジナルの無償保証が付く中古販売店で購入するのがいいでしょう。

新車をバイクメーカーから購入した場合、トラブルについては、基本的にメーカーが責任を持って対応してくれます。

これに対して中古バイクを購入した際に頼りにするのは、中古販売店です。
そのため、中古バイクを購入する際は、メカニックの腕が良く、整備能力のあるところで買うのがおすすめです。