バイクを買うなら行いたい二輪車防犯登録とは
バイクは盗難のリスクの高い乗り物で、ロックを確実に付けるといった対策を講じていても、盗難に遭う可能性はあります。
そのため、購入する時には必ず二輪車防犯登録をしましょう。
防犯登録をするとバイクのデータが警察に送られ、内部のネットワークに登録されます。
そのため万が一盗難に遭った場合、すぐにそのネットワークから車台番号やナンバープレート、防犯登録番号などが照合され、捜査を行う担当者に通知されます。
不審車が発見された場合、瞬時にそのネットワークとの照合が行われ、盗難バイクかを判別できるのです。
それだけ盗難被害に遭っても見つけられる可能性が高まりますので、リスクに備えるために大いに役立ちます。
また、二輪車防犯登録をすると、所定のステッカーをバイクに貼ることになります。
防犯登録がなされたということがはっきりと分かりますし、ステッカーには防犯登録番号が付されていますので、それをチェックすることで所有者の確認ができます。
ステッカー自体にも盗難を抑止する効果がありますので、リスクを下げるのに役立つはずです。
この二輪車防犯登録の有効期限は15年です。
登録をしてから15年経ってからも新たに登録をし直すことができますので、どんなバイクであってもずっと登録を続けられます。
一度の登録で長期間にわたってリスク軽減ができるわけですので、ぜひ購入時には防犯登録を行うようにしましょう。
二輪車防犯登録手続きの方法について
二輪車防犯登録は、登録取扱販売店で行うことができます。
たいていのバイク販売店では取り扱いをしていますので、購入時に防犯登録をしたいと店員さんに伝えれば、通常の購入手続きと一緒に進めてくれるでしょう。
特に手続きは難しいことはなく、用紙も販売店に用意してあるはずですので、バイクの車台番号や所有者の情報などを記載するだけで済みます。
登録料は1,650円となっていて、バイク本体の支払いと一緒に納付します。
この防犯登録は、所有者の住所と氏名も記載することになっています。
もし転居したり結婚などによって姓が変わった場合は、変更登録という手続きをする必要があります。
登録を行った販売店に行って所定の変更フォームに記載して手続きをすれば、すぐに内容を書き換えてくれます。
登録をしていたバイクを売ったり譲ったりする場合は、所有者が変わることになります。
そのまま防犯登録を残しておくと面倒が生じる可能性がありますので、譲渡の手続きをするのと一緒に、二輪車防犯登録の抹消登録をするのを忘れないようにしましょう。
これも販売店にて行うことができ、抹消する理由や登録情報などをフォームに記載するだけで完了です。