ドゥカティ

ラジオ部品からバイク製造へ

バイクメーカーは世の中に色々とありますが、中でも有名な物の一つがドゥカティです。

こちらはイタリアのボローニャを拠点としているバイクメーカで、昔はドカティと表記されていたこともあるので、そちらの名前で知っている人もいるかもしれません。
ちなみに、2013年に日本ではドゥカティに統一されました。
このバイクメーカーですが、実はドゥカティ3兄弟が設立したのが始まりです。

とはいえ、最初からバイクの製造をしていたかと言ったらそうではなく、まずはラジオや無線の部品製造をしていました。
その後、家庭用ラジオや電気カミソリ等を手掛けるようになり、1926年に創業された会社も、1939年には大企業へと発展していったのです。
その後、ドゥカティはシアタ社の原動機付き自転車のエンジンを生産する事になります。
さて、このようにして発展していったドゥカティは、1953年に会社が分割される事になりました。

一つはもともと携わってきたラジオ等の通信機部門、そしてもう一つが原動機付き自転車から始まったオートバイ部門です。
そして1956年には自社のバイクで世界グランプリに参戦するまでになって行きました。

ところで、バイクでレースに参戦しているドゥカティですが、ただ自社の製品の良さをアピールする為だけに参戦しているかと言ったら決してそうではありません。
レースに出ると、それだけデータを得る事ができます。
実はそこで得たデータを、公道用市販車にフィードバックしているのです。

日本でも支持されている

そういうこともあって、現在日本では勿論国内メーカーのバイクを愛用している人もたくさんいますが、ドゥカティを愛用している人も大勢います。
かなり乗る人が制限されるバイクだとも言われていますが、実際に乗ってみるとその面白さの虜になる人も少なくありません。

また現在の日本国内で人気がある種類と言えば、やはりモンスターでしょう。
大型の免許が無くても運転する事が出来るので、ちょっと個性的なバイクに乗りたいと思っている人にもお勧めです。
メンテナンスの面等でも大変だとかいう噂を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、色々と手入れをしていく必要があるからこそ愛着がわくバイクだと言う事もできます。

また前述したように乗る人を制限するバイクなのですが、だからこそ乗りこなす事が出来た時の達成感、そして色々なところへそれに乗って行く時の爽快感が非常にあるバイクだと言っても良いでしょう。

そんな乗る人をワクワクさせてくれるバイクを世に出しているバイクメーカー、それがドゥカティです。